2021年4月24日にpython3エンジニア認定基礎試験に合格しました。
今回の記事では、下記について紹介します。
・ 【Python3エンジニア認定基礎試験】の概要
・使用した教材
・自分が行った学習方法
・当日の試験の流れ
・感想
同じ手順で勉強すれば、プログラミングをしたことがない、初心者の方でも1ヶ月で合格できるのではないかと思ったので、参考にしていただけると嬉しいです。
python3エンジニア認定基礎試験とは?(概要)
2017年6月にスタートした、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間試験になります。
◆受験に関する基礎情報
【受験日】通年
【場所】全国にあるオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター(会場のPCを使用)
【申込URL】http://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam.html
【受験料金】1万円(税別) 学生は半額
【問題数】40問(全問が選択問題。試験問題の出題率)
【試験時間】60分
【試験方式】CBT形式
【合格ライン】正答率70%
【認定テキスト】オライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」
※このテキストの内容は、ネットでも見れるが、内容が少し異なる(ネット版はこちらから)
【認定模擬試験】
□認定模擬問題(DIVE INTO EXAM)
□認定模擬問題(PRIME STUDY)
※試験を主催する一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会から認定された模擬問題です。
認定テキスト、認定模擬試験について、下記で詳細を説明します。
使用した教材
私が使用した『テキスト』は、2つです。
ネットでの評価が高く、プログラミングをしたことがない、初心者の方におすすめということで最初に購入しました。すごくわかりやすく、実務経験0で、python学習1年未満の私でも内容を理解しながら4日で読み終えることができました。なので、python学習を始めたいと思っている人におすすめします。
試験の認定テキストということで、購入しました。初心者の方が、いきなりこのテキストから勉強し始めることはおすすめできません。なぜなら、わからない単語が多いので、調べることに時間がかかったり、英語をそのまま訳した感があり内容を理解するのに時間がかかったからです。後者に対しては、ネットでpythonチュートリアルの内容が公開されていて、テキストとネットで翻訳が異なる部分があるのでわかりにくいところはそれぞれを比較しながら勉強していました。
受験した『模擬試験』は、2つです。
①認定模擬問題(DIVE INTO EXAM)
②に比べて、問題が簡単な模擬試験です。問題が毎回ランラムに変更される上、実施した履歴が残り、すぐに得点や間違えたところを確認できます。
②認定模擬問題(PRIME STUDY)
実際の試験に近い問題が出題される模試だと思います。3種類の模試を受験することが可能で、すぐにメールで点数や間違えたところを確認できます。
自分が行った学習方法
自分が行った学習方法を紹介します。
1.「pythonスタートブック」を読み終え、python3エンジニア認定基礎試験について知る。
レベルアップのために、教材を調べていると、この資格の存在をを知りました。
2.「pythonチュートリアル第4版」を購入
3.テキスト1周目 {期間:2.5週間、学習時間:毎日約8時間以上}
翻訳の関係で文章が分かりにくい場合、ネット版とテキスト版のpythonチュートリアルの内容に翻訳のずれがあるので、両者を併用しながら学習しました。また、わからない単語が多く、何回もネットで調べ、わからない単語とその意味をセットでリスト化していたので、ページによっては1ページ読むのにすごく時間がかかりました。また、日常生活のスキマ時間に、作成したリストをこまめに見るようにしていました。
4. テキスト2周目 {期間:1週間、学習時間:平均約8時間}
2周目は、内容がすらすら入ってきたので、2日くらいで読み終えました。また、忘れているところや知識が曖昧なところを復習し、具現化するため、各章の要点を自分なりにまとめました。リスト同様、要点をまとめたものを日常生活のスキマ時間に見るようにしていました。
5.上記で紹介した2つ模試を受験 {期間:0.5週間}
まず、①の認定模擬問題(DIVE INTO EXAM)を受験し、850/1000点取得。ミスもありましたが、問題の解釈ミスもある中で、850点なので比較的、簡単に思えます。間違えたところは、すぐに復習しました。次に、②の認定模擬問題(PRIME STUDY)を順に3回受験し、順に、第1回:75/100点、第2回:92.5/100点、第3回:90/100点でした。1日に1回しか受験せず、間違えたところや復習に時間を使いました。①より、実際の試験に近い問題だと感じたので、必ず、この模試3回分を受験することをおすすめします。
当日の試験の流れ
全体の試験の流れについては、公式サイトで確認してください。
ここでは、当日の試験の流れを共有したいと思います。
1.試験監督から、途中のトイレ退室禁止や持ち込み禁止など、テストについての説明を受ける。
次に、パソコンの置かれた席へ案内される。
2.パソコンに「OddesseyID&パスワード」を入力したら、すぐ試験スタート。
3.知識が曖昧な問題は後回しで、解き終わり、見直し含めて40分かからず試験終了。
(ネットの意見でも多いのですが、時間に焦る必要はない印象です。)
4.試験終了後、アンケート入力画面になり、順に回答。
5.アンケート終了後、すぐに、点数と合否が表示される。
(間違えた問題は表示されないので、復習では、自分の記憶との勝負になってしまいます。)
6.試験監督から「試験結果レポート」をもらう。
(後日に認定証が郵送されてくるので、一緒に保管しておく必要があります。)
まとめ
以上が、python3エンジニア認定基礎試験【合格体験記】になります。計画的に、勉強すれば初心者の方でも1ヶ月で合格できると思います。また、この資格を取得することで、pythonの基礎ができたという自信に繋がりました。しかし、この資格取得はあくまでもスタート地点だと気づきました。なぜなら、いざタスクにとりかかると、基礎はあるものの自分の思うようにすらすらコードを書けなかったからです。なので、資格取得という過去の成果に満足せずさらなるレベルアップを目指して学習を続けていきます。次は、『Python 3エンジニア認定データ分析試験』に合格して合格体験記を記事にしたいと思います。
K.Y